B. 3ヶ月~3才

3ヶ月~2才の子育て


幼稚園受験成功の秘訣シリーズ2 3年保育 トイレット・ラーニング「オムツ」の明暗

『3年保育 オムツの明暗』 3年保育 トイレット・ラーニング 「オムツ」の明暗 毎年、3年保育受験の最初の授業でお話することがあります。 「お子様は、自己教育力があるので、毎日自らご成長なさいます。お母様はタイミングを見ておお子様の成長の手伝いしてあげてください」。 「子育てひろば」は実際のお教室ではありませんので、ご理解いただくために、会員の皆様に「ママ、ひとりでするのを手伝ってね!」(マンガ モンテッソーリ教育 あべようこ)を贈呈することにいたしました。 ご希望の方は会員サイトからお申込みください。(図書の写真挿入) さて、今回は「オムツの明暗」とい […]


3-3 大人のレジリエンスを高める方法 ~育児と発達心理~

3章 レジリエンス (特別コラム) 大人のレジリエンスを高める方法 ~育児と発達心理~ 子供のレジリエンスを高めるために一番大事なのは子供に精神的にもっとも大きい影響を及ぼしている養育者のレジリエンスを高めることです。養育者の言動を見て子供は自然とそれを真似るようになるからです。それでは、大人のレジリエンスを高める方法を3つ簡単に紹介したいと思います。 1.規則正しい運動でストレスを溜め込まないようにしましょう。 週に3回以上、一回30分以上の運動が効果的だと言われています。一度に過度な運動はむしろ害となります。ハーバード大学の精神科の医師であるジョンラ […]


3-2 レジリエンスを高める育児法 ~育児と発達心理~

3章 レジリエンス 2節 レジリエンスを高める育児法  ~育児と発達心理~ 「自分の失敗を笑い、そしてそこより学べ。自分の苦労を笑い草にしつつ、それから勇気をかきあつめよ。困難を笑い飛ばしながら、それに打ち勝て。」これは人気小説「赤毛のアン」に出て来る言葉です。赤毛のアンはレジリエンスの代表的な人物と言われています。彼女は孤児として不幸な子供時代を過ごして、恵まれていない状況にあったのにも関わらず、賢くて愛情あふれるきちんとした女性に育ちます。彼女は緑屋根の家に住んでいる心が温かい老夫婦の養子となることをきっかけに愛情あふれる環境、いい友達関係、近所との […]


モンテッソーリと福澤諭吉とルソーの教育法の共通点(1)

この三者を並べて論じることは通常ありませんが、子育て・教育の本質に関して共通点があり、より良き子育てや教育を考える上で有益と思いますので私は敢えて行います。 教育には、大きく分けて、「教え込む」子育て・教育法と、子どもが本来持っている「発達しようとする生命力」を「引き出す(educate)」子育て・教育法があるのです。 「教え込む」子育て・教育法は昔から幅広く実践されていますが、知育偏重であったり、子どもに「きつく」「厳しく」「怖く」接する傾向があります。 一方、ルソーの『エミール』に始まる教育論、福澤諭吉の子育て観、モンテッソーリ教育法の子育て・教育は […]


3-1 レジリエンスとは? ~育児と発達心理~

3章 レジリエンス 1節 レジリエンスとは? ~育児と発達心理~ 「一人の子どもを育てるには、一つの村が必要である。(It takes a village to raise a child.)」これはアフリカのナイジェリアで言い伝われていることわざです。子供一人を育てるのに一つの村全体の大人達の知恵と協力が必要であるという意味です。日本では子供一人を育てるのに必要な教育費(幼稚園から大学まで)は780万円から3000万円と言われています。つまり、子供一人を育てるには社会全体の知恵や協力だけではなく、経済的にも相当な負担がかかるということです。大事な我が子 […]


子どもの発達とモンテッソーリ教育 ~言語取得と敏感期~

人間は言葉を話します。「吸収する力」によって環境から学び、徐々に獲得していきます。子どもはどのような言語でも習得できる能力を持って生まれきます。子どもの環境の中に複数の言語があれば、そのいずれも幼児期は容易に吸収し獲得することができます。 概ね0~3歳の子どもは言語の敏感期であり、言葉を話したい、知りたい思いでよく聞き、よく話す口元を見ることを毎日繰り返しています。子どもの環境にある母語(お腹の中から聞いていた一番好きな音=お母様が話す言葉)と環境にある基本的な言葉である母国語を吸収していきます。 五感の優れたこの時期の子どもの耳は本当に優れているという […]


セルフエスティームとレジリエンスへの影響 ~ 育児と発達心理学講座 ~

2章 愛着 3節 セルフエスティームとレジリエンスへの影響 育児と発達心理学講座 一覧 「成功とは失敗がない状態ではなく、困難や試練を克服した状態の事を言う」。筆者が最近読んでいる本の書き出しに書いてある言葉です。この本によると、偉人達は大変な困難や試練を乗り越えて、偉人になったのではなく、むしろ困難や試練にぶつかったため、偉人になったのだと記されています。つまり、困難や試練を経験した時、挫折し諦めるのではなく、自分の能力を信じ続け、努力を惜しまなかったとからさらに成長することができた結果、偉人と呼ばれるようになったわけです。もしかしたら、どんな状況でも […]


愛着の社会性と情緒発達への影響 ~ 育児と発達心理学講座 ~

2章 愛着 2節 愛着の社会性と情緒発達への影響 育児と発達心理学講座 一覧 「これからはIQよりもEQの時代」 この言葉を一度は耳にした事があると思います。これからの時代は、認知知能(IQ)よりは情緒知能(EQ)の方が大事になると言う意味ですが、確かに、社会との関りを欠かせない人間にとって社会性の根本になる情緒の発達はとても大事であることは間違いありません。実はこの情緒発達と社会性発達に大きな影響を及ぼすと言われている理論があります。乳幼児は養育者との愛着形成の過程で様々な情緒を感じ、またそれによって社会性の発達にも結び付くとの研究結果はたくさんあるの […]


育児は愛着から ~ 育児と発達心理学講座 ~

2章 愛着 1節 育児と発達心理学講座 一覧 初めて妊娠した時のこと覚えていますか?初めて目にする超音波写真から我が子を見つけようと必死になってはいませんでしたか?よく探さないと見つからないその小さい点が我が子だと知った時の感動を覚えていますか?しかし、その感動もつかぬ間、迫ってくる出産と育児への不安の嵐が待ち伏せています。そこで、先輩ママ達の経験話に耳を傾け、育児書を読み漁ったお母さんも少なくはない事でしょう。 しかし、残念ながら育児には答えがありません。そして、育児書通りにもいかないのが現実の我が子の育児なのです。しかしながら、どうか不安に思わないで […]


0歳から2歳までの運動発達 ~ 育児と発達心理学講座 ~

1章 2節 育児と発達心理学講座 一覧 生後1年間は赤ちゃんの運動発達の著しい変化がもっとも多く見られる時期です。 親は我が子の成長を写真や動画にもたくさん残すために常にカメラを手元に置いている時期でもあります。下記の表はこの時期の運動発達について簡単に表したものです。 頭も支える事ができなかった赤ちゃんが立ち始め、歩き出し、走れるようになることに親として大変感動して、胸が一杯になる瞬間だと思います。「いつかな?いつかな?」と早く立って歩くところを動画に残したくて、子供を急かしてしまったりする親もいるかもしれません。でも、決して焦らなくても大丈夫です。ハ […]


0歳から2歳の睡眠時間 ~ 育児と発達心理学講座 ~

1章 1節 育児と発達心理学講座 一覧 0歳から2歳までの育児で、多くの養育者が悩むことの一つが赤ちゃんの睡眠時間です。大人は夜5~7時間ぐらいは途中で目を覚ますことなく寝る事ができますが、赤ちゃんにはまだ夜の感覚はありません。昼夜関係なく起きて泣くのが赤ちゃんなのです。特に新生児は2,3時間ごとに起きて、授乳を求める子もいますので、この時期の親は授乳とオムツ替えそして寝かしつけるのに追われて睡眠不足になりがちです。しかし、この状況がいつまでも続くわけではありません。徐々に夜寝る時間も増えていき、親よりも夜長く寝る時期がやってきます。 赤ちゃんの標準的な […]


新型コロナ流行、今秋の幼稚園・小学校受験に向け、今何をすべきか?

*社会情勢の影響 新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大の影響を受け、2020年3月2日から全国の小・中・高校が休校になるなど、大きな社会的変化が沸き起こった。これは、今秋の受験にも少なからぬ影響を及ぼすことになるだろう。いくつかの問題点を指摘する。 1)受験人口の減少 子どもが外にも出られないこのご時世に、何よりも大切な我が子をいくつもの幼児教室に連れ回すことを敬遠するご家庭も多いだろう。そういった不安や準備不足などから、受験自体を止める判断をする家庭もあるだろう。平時とは言えない環境の今年、受験人口が減少することは容易に想像ができる。言い換え […]


愛着行動は哺乳類の本能

「我が子が可愛ければ、決しておんぶ抱っこをするな!」、「泣いている子をあやすな!」現代では考えられない育児法ですが、これは1950年代、実際アメリカでもてはやされていた育児法です。実は当時、スキナーもフロイトも「スキンシップは子どもをダメにする近道」と主張していました。とにかく、親は我が子を強い子に育てるために、とてつもなく厳しい育児をしていました。新生児でさえ、親と離れて寝かされ、夜泣きをしても決して、あやしてはいけないと信じていました。つまり、親の役割とはただ栄養バランスの良い物を食べさせ、手入れの行き届いた洋服を着せれば良いと思っていた時代です。し […]


人格形成とセルフエスティーム(4高)

ハーバード大学のジョセップ教授は「セルフエスティームは、成功するのに必要な要素の一つである。」と主張しました。環境にあまり影響されず、自分を信じ、ありのままの自分を受け入れることができるセルフエスティームは、万が一失敗したとしてもその挫折感は軽いはずです。つまり、失敗にめげない事はトコトン挑戦し続けるエネルギー源となり、数多い挑戦は成功する確率をも上げるわけです。要するに、セルフエスティームがその人の人生に大きくかかわっていると言えるでしょう。 それでは、高いセルフエスティームはどのような人格形成に影響を及ぼすのでしょうか? セルフエスティームが人格形成 […]


セルフエスティームを高める育児法2

3. 安心して自分の考えを話せるような環境づくり。 人間は様々な感情をもっています。肯定的な感情も否定的な感情も人間だからこそ感じる大切な感情なのです。子供が感じる肯定的感情だけではなく、否定的な感情も受け入れましょう。子供は自分の否定的な感情も親が受け入れてくれれば、自分の感情をそのまま表現しやすくなります。その否定的な感情さえ受け入れてあげることが子供に自分が愛されている、あるがままに受け入れてもらえていると感じさせる最高の方法だと思います。親としては難しいことかもしれません。教育をしなくてはという気持ちが強いからこそ、子供の否定的な感情の時、否定を […]


セルフエスティームを高める育児法1

セルフエスティームとは簡単に言えば、根拠のない自信です。「よくわからないけど、諦めさえしなければ、きっとうまくいくはず。私は短所もたくさんあるけど、長所もたくさんあり、今の自分が好きだ。」なんて思えたらこの世の中を生きていてどんな困難にも、めげずに乗り越えられそうですよね。それほど、実は高いセルフエスティームは生きて行く際に強い味方になるのです。それでは、セルフエスティームを高める育児法を5つ紹介したいと思います。今回ははまず2つを紹介したいです。 1. 褒めるより励ます 「褒めて育てる」というのが流行っています。しかし、一歩間違えればかえって悪影響を与 […]


セルフエスティームと自尊心は同じもの?

前回自分を信じることがセルフエスティームと言いましたが、決して自尊心とは違います。多くの本にセルフエスティームを自尊心と訳してありますが、筆者はセルフエスティームと自尊心は違うと思うのです。 友達にいやなことを言われ「自尊心が傷ついた(私は結構できる方だと思っていたけど、ひどいことを言われ傷ついた)」と表現するのですが、この時の自尊心はけしてセルフエスティームではないのです。セルフエスティームとは人に何かを言われたぐらいで簡単に傷つくものではないのです。つまり、よく使われている自尊心とは他人が自分をどう評価するかが重要であります。 他人と自分を比較し、も […]


強い心の源:セルフエスティーム(self-esteem)

KFCの創立者であるカーネル氏は66歳にチキンの営業を始め、1009回も断られます。アメリカの歴代大統領であるリンカーンは、事業に失敗を2回、落選は4回、47歳で副大統領にも失敗し、51歳でやっと大統領になりました。エジソンも、ライト兄弟も失敗と挫折なしに、発見もなかったという事実は言うまでもありません。伝記に残る偉人はもちろんのこと、成功に導いた人の中で、すべてがスムーズにいった人は誰一人いないのです。皆沢山の失敗をし、また数多くの挑戦をし、最後に成功を掴んだのです。つまり、もしかしたら何かを発見する、成功するには高い能力よりもむしろ沢山失敗し、挫折を […]


成長の樹4 各発達段階には発達課題がある

各発達段階には発達課題がある 幼児教育研究者の成果の紹介 エリクソン 今回から、研究者の中から代表的な人の発見をたどりたいと思います。その中で、私なりの解釈を付け加えていきたいと思います。 エリクソンは多くの発達心理学者に影響を与えています。佐々木正美先生もエリクソンを学びました。 エリクソン(米国) 乳児期の「基本的信頼関係」確立の重要性を主張、ライフサイクルモデルの構築しました。 エリクソンは人間の成長を8段階に分けて考え、それぞれのライフサイクルを健康に幸福に生きていくためにはそれぞれの段階で、解決しなくてはいけない発達課(CRISIS)があると説 […]


成長の樹3 EEE(Evolutionary 進化的に、Expected 期待された、Environment 環境)

EEE(Evolutionary 進化的に、Expected 期待された、Environment 環境) 注目すべきは、近年、脳科学の進化が著しく、子どもの脳の発達の順序、様子、各種脳内ホルモン等との関連が最新の脳科学で解明され、どの様な子育て・教育が望ましいか、または子どもを損ねるのかが次第に分かってきたことです。今までは膨大な子どもの観察から得られた知見が、脳科学の進化により、脳の作用の内側から解明されてきたことです。また、海外における多くの研究、実践によって多くの新しい事実が分かってきました。 日本の脳学者の中にも、『世界一の子ども教育 モンテッソ […]